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この漫画が凄い!

獣医ドリトル 14 (ビッグ コミックス)獣医ドリトル 14 (ビッグ コミックス)
(2012/11/30)
夏 緑

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「この獣医は、患畜を治すと同時に、人の心も治す」

 難しい手術でも、わけ有りの患畜でも、金次第で治療を引き受ける。でも、それだけじゃない。・・・まるでブラックジャックの獣医版のような男です(こっちは免許歩けど)。動物を治療し、その原因となった人の心も治療する。獣医学科では心理学も学ぶそうですが、飼い主自身が気づかずに、動物の病気の原因となっている場合も多々あるということですね。それに気づけるかどうか。そして、気づけた上で何を出来るのか・・・。見える傷を治すだけでは終わらないのが、名医の条件なのですね。
 
 「動物にだって心はあるのさ。人間のほうに心がなければ理解できない話しだけどな」。人間同士ですら、心を無視することが多い昨今で、この言葉はとても重く、だけど確かに響きました。

 この作品は本当に、私の考えていることをとても強く表現してくれています。それは何かというと、人間の考える、命に対する責任感の低さです。「かわいい、かわいそう」そんな理由で安易に命を手元に置いてしまう・・・怪我をした動物を見つけては、飼う訳でもないのに獣医に持ち込む・・・実際にいるんですよ、こういう方は。今はもうお亡くなりになってしまいましたが、懇意にさせていただいていた獣医さんに聞いたことがあります。本当に責任感の欠如した、恥知らずな行為です。自分で一生面倒を見るつもりなら大したものですが、その後のことを考えていない場合は、動物を傷つける、捨てている人と同じです。獣医だから怪我をした野良でも治すべきだなんて、勘違いも甚だしいです。責任を押し付けているだけですね。自分はいいことをしたという自己満足だけ手に入れて、その後の命の責任を他人に押し付けるなんて、厚顔無恥というほかないです。
 自分で面倒を見るつもりなら、と書きましたが、それはその生き物が寿命で死ぬまで、というだけではありません。何も「飼っている生き物が先に死ぬとは限らない」のです。自分のほうが先に死ぬかもしれない。その後、飼っている生き物はどうなるのでしょうか?その責任を全て果たせる人間のみが、自分以外の命と一緒に生きる権利を得ることが出来ます。「なにもそこまで大げさに」と思いますか?これでも足りないくらいです。命とはそういうものです。1つしか存在せず、何かあったら取り返しがつかないんです。

 取り乱しました・・・(汗)。でも、間違ったことは書いていないつもりです。そして、ペットだけの話しではありません。人の子供もそうです。昨今、あまりにも身勝手な理由で育児放棄をし、子供を死なせる親が多すぎます。親の身勝手な理由なんて、子供には関係ありません。命は、造られたその瞬間から、誰にも否定されない、されてはいけない「揺るがない生きる権利」を持っています。

 「愛情というのは、自分の時間を犠牲にしても少しずつでもいいから、毎日相手に時間を割いてやることだぞ」作中でのドリトルの台詞です。自分の時間を犠牲にする覚悟もない人間が、動物を飼う、ましてや人の親になる権利なんて、あると思うこと自体が壮大な勘違いです。
 と、いうことで・・・親には一生頭が上がりませんね(当たり前ですが)。「生まれてくれただけで、全ての恩を返してもらっている」何かで聞くような言葉ですし、実際に親に言われたことがあります。でも・・・それじゃ気が済みませんよね。どうしたらいいのか・・・「これ」と思うものなんて、親から受けた恩に比べればどれもちっぽけで、長い月日の前には霞んでしまいます。自分が死ぬ瞬間まで、それを忘れずに生きていくことが、個人の出来る最大の恩返しなのかもしれませんね。

 話しがそれましたね。いつものことですが。

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Author:えんり 
キレやすい幼い心をそのままに大人になったキッズ

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